コラム もっと暮らしにラッピング

  1. HOME
  2. もっと暮らしにラッピング
  3. リボンを極めてラッピングをもっと楽しく(前編)

vol.5 リボンを極めてラッピングをもっと楽しく(前編)

リボンを極めてラッピングをもっと楽しく(前編)

何気ない日常の中で、いつの間にか習得されているのがリボンのかけ方。基本となる十字がけや蝶結びは古新聞や段ボールなどを束ねたり、靴紐を結んだりといったときに既に習得されていることでしょう。さて、今回から2回にわたってそれ以外のリボンのかけ方とリボン飾りの作り方をご紹介いたします。

逆V字がけ

図のように箱の表面にかけるリボンからスタートさせ、少し斜め気味に後ろに回しかけます。
(1) 図のように箱の表面にかけるリボンからスタートさせ、少し斜め気味に後ろに回しかけます。
BをAの右側から斜め気味に縦に回しかけ、再びスタート地点に戻します。
(2) BをAの右側から斜め気味に縦に回しかけ、再びスタート地点に戻します。
リボンが交差している部分にBを右側からかぶせるようにしてくぐらせます。
(3) リボンが交差している部分にBを右側からかぶせるようにしてくぐらせます。
Aを上へBを下に引っ張って交差している部分のたるみを引き締めます。
(4) Aを上へBを下に引っ張って交差している部分のたるみを引き締めます。
Bで輪をつくりAをその上に回して蝶結びをします。
(5) Bで輪をつくりAをその上に回して蝶結びをします。
形を整えてからギュっと結び最後に逆V字部分を整えます。
(6) 形を整えてからギュっと結び最後に逆V字部分を整えます。

斜めがけ

蝶結びに必要な長さを残し、箱の角をリボンを抑えながら回します。
(1) 蝶結びに必要な長さを残し、箱の角をリボンを抑えながら回します。
後ろから回してきたリボンを箱の角できつく結びます。角を使うとたるみが防げます。
(2) 後ろから回してきたリボンを箱の角できつく結びます。角を使うとたるみが防げます。
下から出ているリボンで輪を作り、もう一方のリボンを回しかけて蝶結びをします。
(3) 下から出ているリボンで輪を作り、もう一方のリボンを回しかけて蝶結びをします。
足の長さを揃えてリボンを切り、斜めの線に合わせて輪の位置を整えます。
(4) 足の長さを揃えてリボンを切り、斜めの線に合わせて輪の位置を整えます。

リボンも定番の十字がけではなく、逆V字がけや斜めがけにすると雰囲気がガラリと変わります。結婚祝いには白いサテンのリボン、クリスマスならクリスマス用リボン、お誕生日にはメッセージ入りリボンなど内容に合わせて選びましょう。素材もサテンや綿やオーガンジーなど、選ぶのが楽しくなるくらい種類は豊富です。
贈る相手のことを考えてリボンを使いこなせれば、あなたもラッピング上級者!